4. 労働保険の保険料
学習上の注意:令和8年度の問題は2026年4月10日施行の法令等が基準です。以下は問題の論点を参考にした解説とオリジナル例題であり、問題の転載や公式解答ではありません。制度改正・例外・受験年度の法令を必ず確認してください。
なぜ年度更新が必要か
Section titled “なぜ年度更新が必要か”労働保険料は、原則として年度初めに見込みの賃金総額から概算保険料を計算し、年度終了後に実績から確定保険料を計算して精算します。同じ更新手続きで次年度の概算も申告します。令和8年度の択一式では、労災・雇用保険の各科目の問8〜10に徴収法の問題があり、成立、申告、保険料計算等が出題されました。
例題:見込みと実績の差
Section titled “例題:見込みと実績の差”説明のため、対象賃金に対する仮の料率を1%とします。実際の料率、対象賃金、端数処理等は事業や保険により異なります。
| 前年度 | 計算 | 金額 |
|---|---|---|
| 見込み賃金総額 | 1,000万円 × 1% | 概算10万円 |
| 実績賃金総額 | 1,200万円 × 1% | 確定12万円 |
| 前年度の差額 | 12万円 − 10万円 | 追加精算2万円 |
さらに次年度の概算保険料を別途計算します。前年度の差額と次年度の概算を混同しないことが重要です。計画と実績の差を確かめる点は、予算編成と分析統制にも通じます。
参照: 厚生労働省・労働保険の年度更新