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用語・公式の早見表

知りたいこと使う考え方確認する条件学習先
数字を平均してよいか変数と尺度ラベルか、差や比に意味があるかデータの種類
一部から全体を知りたい標本調査対象の選び方・無回答標本調査
方法を変えた効果を知りたい実験と対照群割付・比較条件実験
同じ平均の集団の違い分散・標準偏差分母nとn−1の違い散らばり
二つの数量の関連散布図・相関係数直線性・外れ値・集団の混合相関
xからyを予測したい回帰直線予測する方向・外挿の有無回帰
規模の違う時系列の伸び指数・増減率基準年・季節・日数時系列
条件が分かった後の確率条件付き確率条件に合う集団を分母にする確率
独立に繰り返す成功回数二項分布回数一定・独立・成功確率一定確率分布
母数を不確実さ付きで示す信頼区間無作為性・標本分布・近似条件区間推定
基準値との違いを検討する仮説検定仮説と方向を先に決める検定

本表の分散・共分散は分母をnとします。標準偏差0のとき、標準化や相関係数は定義できません。

xˉ=1n∑xivx=1n∑(xi−xˉ)2,sx=vxcxy=1n∑(xi−xˉ)(yi−yˉ)r=cxysxsyy^=a+bx,b=cxyvx,a=yˉ−bxˉT=50+10x−xˉsx,CV=sxxˉ\begin{aligned} \bar x&=\frac1n\sum x_i \\ v_x&=\frac1n\sum(x_i-\bar x)^2,\qquad s_x=\sqrt{v_x} \\ c_{xy}&=\frac1n\sum(x_i-\bar x)(y_i-\bar y) \\ r&=\frac{c_{xy}}{s_xs_y} \\ \hat y&=a+bx,\qquad b=\frac{c_{xy}}{v_x},\quad a=\bar y-b\bar x \\ T&=50+10\frac{x-\bar x}{s_x},\qquad \mathrm{CV}=\frac{s_x}{\bar x} \end{aligned}

変動係数は主に正の平均を持つ比例尺度で使います。四分位範囲はQ3−Q1、範囲は最大値−最小値です。代表値・箱ひげ図・集計表の注意点は第5章を確認してください。

P(B∣A)=P(A∩B)P(A)(P(A)>0)P(A∪B)=P(A)+P(B)−P(A∩B)P(A∩B)=P(A)P(B)(独立の場合)E(X)=∑xP(X=x),V(X)=E(X2)−{E(X)}2X∼B(n,p):E(X)=np,V(X)=np(1−p)X∼N(μ,σ2):Z=X−μσ∼N(0,1)\begin{aligned} P(B\mid A)&=\frac{P(A\cap B)}{P(A)}\quad(P(A)>0) \\ P(A\cup B)&=P(A)+P(B)-P(A\cap B) \\ P(A\cap B)&=P(A)P(B)\quad\text{(独立の場合)} \\ E(X)&=\sum xP(X=x),\quad V(X)=E(X^2)-\{E(X)\}^2 \\ X\sim B(n,p)&:\quad E(X)=np,\quad V(X)=np(1-p) \\ X\sim N(\mu,\sigma^2)&:\quad Z=\frac{X-\mu}{\sigma}\sim N(0,1) \end{aligned}

二項分布を正規近似するときは、平均np、分散np(1−p)を使い、近似が適切な条件と連続修正を確認します。

対象標準誤差・統計量条件と注意
標本平均σ/n\sigma/\sqrt n個々の値の標準偏差とは異なる
標本比率p(1−p)/n\sqrt{p(1-p)/n}母比率pが未知なら推定が必要
母平均95%区間xˉ±1.96σ/n\bar x\pm1.96\sigma/\sqrt n母標準偏差既知、正規性または正規近似
母比率95%区間の近似p^±1.96p^(1−p^)/n\hat p\pm1.96\sqrt{\hat p(1-\hat p)/n}成功・失敗の数が十分大きい場合の近似
母平均のz検定(xˉ−μ0)/(σ/n)(\bar x-\mu_0)/(\sigma/\sqrt n)母標準偏差既知など、適用条件を確認
母比率のz検定(p^−p0)/p0(1−p0)/n(\hat p-p_0)/\sqrt{p_0(1-p_0)/n}分母は帰無仮説の比率p0を使う

母分散未知なら標本から推定します。小標本の正規母集団ではt分布を使い、大標本近似と区別します。不偏分散は偏差の2乗和をn−1で割ります。

用途・面積値
中央約95%の境界、両側5%検定±1.96
上側片側5%の境界1.645
z = 1より大きい面積約0.1587
z = 2より大きい面積約0.0228
z = 2.5より大きい面積約0.0062

分布表によって示す面積が違います。左側累積か、上側か、0からzかを先に確認します。

相関があることは因果関係の証明ではありません。回帰の予測は確定値ではなく、外挿では関係が続く根拠が必要です。95%信頼区間は個々の値の95%が入る範囲ではありません。p値は帰無仮説が正しい確率ではなく、棄却しないことも「同じ」の証明ではありません。