複数の条件をそろえた平均の違いを表すため、y=Xβ+ε を使います。X の列数を p(切片を含む)、列フルランクとします。残差平方和を微分すると正規方程式 XTXβ^=XTy となり、
β^=(XTX)−1XTy,Var(β^∣X)=σ2(XTX)−1.
E(ε∣X)=0,Var(ε∣X)=σ2I の下でBLUEです。正規誤差ならさらにt・Fの厳密推測ができます。誤差と説明変数が関連する内生性は、標準誤差だけを修正しても解決しません。
x=0,1,2、y=1,2,4 では、xˉ=1,yˉ=7/3、傾き ∑(xi−xˉ)(yi−yˉ)/∑(xi−xˉ)2=1.5、切片 5/6。残差は 1/6,−1/3,1/6、SSE=1/6です。
切片ありの R2=1−SSE/SST=27/28≈0.9643。重相関係数は観測値と当てはめ値の相関で、この場合 R2。高い R2 だけでは外部予測の良さや因果性を示しません。対数変換した応答の予測を戻す際には、平均と中央値の違いにも注意します。
H0:Cβ=d、独立な制約の数 q に対し
F=s2(Cβ^−d)T{C(XTX)−1CT}−1(Cβ^−d)/q∼Fq,n−p
が正規モデルで成り立ちます。C の1行が群平均差なら線形対比。制約モデルと非制約モデルのSSEの差からも同じF統計量を計算できます。予測平均 x0Tβ^ の分散は σ2x0T(XTX)−1x0、個別予測誤差にはさらに σ2 が加わります。
既知の相対共分散行列 Ω に対しGLSは (XTΩ−1X)−1XTΩ−1y。不均一分散なら逆分散重み、系列相関なら相関構造も必要です。推定した Ω を使う場合、誤指定への感度を確認します。頑健標準誤差は係数を変えず分散推定を変える方法で、GLSとは違います。
多重共線性は XTX を不安定にし、係数の分散を膨らませます。VIF、条件数、推定の感度を調べます。Lassoは SSE+λ∑j∣βj∣ を最小化し、一部の係数を0にします。通常は切片を罰せず、変数を標準化してCVで強さを選びます。選択後に通常のt検定を無条件に使うと選択の不確実性を無視します。
残差が扇状に広がるとき、まず疑う仮定と対処は?
解答・解説
等分散性です。測定単位・関数形・外れ値も確認し、変換、分散モデルを用いたWLS/GLS、頑健標準誤差を目的に応じて検討します。