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公式・手法・統計記事の早見表

項目式・意味詳しい統計記事
平方和S=∑(xi−xˉ)2S=\sum(x_i-\bar x)^2分散
不偏分散V=S/(n−1)V=S/(n-1)。本ブログの統計記事では s2s^2分散
標準偏差s=Vs=\sqrt V。元の量と同じ単位要約
相関r=Sxy/SxxSyyr=S_{xy}/\sqrt{S_{xx}S_{yy}}相関
標準化z=(x−μ)/σz=(x-\mu)/\sigma正規分布
二項確率(nk)pk(1−p)n−k\binom nkp^k(1-p)^{n-k}離散分布
二項の平均・分散npnp、np(1−p)np(1-p)離散分布
線形変換平均 axˉ+ba\bar x+b、分散 a2Va^2V確率変数

標準偏差と分散、個々の値のばらつきと平均の標準誤差を区別します。割合の平均は、分母が違うなら合計の分子/合計の分母で求めます。

群サイズが同じnのとき、係数はnに対応する表の値を使います。nは群数ではありません。

UCLXˉ=Xˉˉ+A2Rˉ,CLXˉ=Xˉˉ,LCLXˉ=Xˉˉ−A2Rˉ,UCLR=D4Rˉ,CLR=Rˉ.\begin{aligned} UCL_{\bar X}&=\bar{\bar X}+A_2\bar R,\quad CL_{\bar X}=\bar{\bar X},\quad LCL_{\bar X}=\bar{\bar X}-A_2\bar R,\\ UCL_R&=D_4\bar R,\qquad CL_R=\bar R. \end{aligned}

Rの下限はnと係数表の規定によります。小さいnで D3=0D_3=0 または「―」とする場合、正の下方検出線を置きません。n=4の練習では A2=0.729,D4=2.282A_2=0.729,D_4=2.282 を使用します。平均範囲と全体の最大最小差を混同しないでください。

p・npの基本理解を補う3σ式は次です。

pˉ=∑di∑ni,pの限界: pˉ±3pˉ(1−pˉ)/ni,npの限界: npˉ±3npˉ(1−pˉ).\begin{aligned} \bar p&=\frac{\sum d_i}{\sum n_i},\\ \text{pの限界}&:\ \bar p\pm3\sqrt{\bar p(1-\bar p)/n_i},\\ \text{npの限界}&:\ n\bar p\pm3\sqrt{n\bar p(1-\bar p)}. \end{aligned}

負の下限は0へ補正する表記を使い、率なら上限1との関係にも注意します。独立・一定率という二項モデルの仮定と、少数例での近似の限界を確認します。

Cp=USL−LSL6σ,Cpk=min⁡{USL−μ3σ,μ−LSL3σ}.C_p=\frac{USL-LSL}{6\sigma},\qquad C_{pk}=\min\left\{\frac{USL-\mu}{3\sigma},\frac{\mu-LSL}{3\sigma}\right\}.

安定性、分布、σの推定対象を先に確認します。規格限界は要求、管理限界は工程の変動の基準。指数が高いことと、全品適合・ロット合格の判断は別です。

問い道具
何を重点にするかパレート図
原因候補を広く挙げる特性要因図
記録・集計を容易にするチェックシート
分布の形を見るヒストグラム
2変数の関連を見る散布図
比較・構成・推移を見るグラフ
条件別の違いを見る層別
言語情報をまとめる親和図法
関係や循環を整理する連関図法
目的から手段へ展開する系統図法
要素の対応を点検するマトリックス図法
作業順序と日程を見るアローダイアグラム法
望ましくない展開へ備えるPDPC法
数値行列の構造を分析するマトリックス・データ解析法

QFDは顧客要求と設計特性などの対応、DRは設計の節目の審査、FMEAは不具合の形から影響、FTAは上位事象から原因の論理です。管理点は結果、点検点は結果を支える要因・プロセスを確認する切り口として考えます。維持・改善、応急・再発防止・未然防止、方針・日常管理の違いは総合事例で言い直してみてください。

発展リンクの推定・検定・回帰・主成分分析の詳細は、QC3級の計算必須範囲とは区別しています。各章と対応表で学習の深さを確認できます。