| 問い・状況 | 候補 | 必ず確認すること |
|---|
| 母数情報を要約したい | 十分統計量・分解定理 | 密度と支持域の両方 |
| 推定の精度限界 | Fisher情報量・CR下限 | 正則条件、不偏性 |
| 非線形な推定値のSE | デルタ法 | 微分、収束速度、導関数が0でないか |
| 小標本の割合 | 二項正確検定・Wilson区間 | 片側/両側、離散性 |
| 正規平均の差 | t、Welch、対応差のt | 対応、等分散、差の分布 |
| 関連するカテゴリ | 分割表、Fisher、McNemar | 独立/対応、条件付き標本空間 |
| 正規性に依存しにくい比較 | 符号・順位法 | 独立性、対称性、同順位 |
| 相関した誤差の回帰 | GLS、混合モデル、頑健分散 | 平均モデルと共分散モデル |
| 内生性 | IV・2SLS | 関連性、排除制約、弱操作変数 |
| 二値・件数の平均 | GLM | 分布、リンク、過分散、オフセット |
| 次元削減/潜在測定 | PCA / 因子分析 | 全分散か共通分散か、尺度と識別 |
| 効果の異質性 | 交互作用・層別推定 | 主効果だけで報告しない |
| 未発生の追跡例あり | KM、Cox | 打ち切り、比例ハザード |
| 複数時点の同一対象 | 混合モデル・GEE | 個体内相関、脱落機構 |
| 予測モデルを選ぶ | AIC・CV | 同じデータ/尤度、情報漏洩 |
| 計算しにくい不確実性 | Monte Carlo・bootstrap・MCMC | 何を再抽出するか、MCSE、収束 |
E(X)Var(X)In(θ)Var(T)n(θ^−θ)Var{g(θ^)}AIC=E{E(X∣Y)},=E{Var(X∣Y)}+Var{E(X∣Y)},=nE{U1(θ)2},≥1/In(θ)(正則、不偏に対して),⇒N(0,I1(θ)−1),≈g′(θ)2Var(θ^),=−2ℓ(θ^)+2k.
一般の g(θ) の不偏推定ではCR下限の分子は g′(θ)2。十分性・不偏性・一致性・効率性は別の性質です。MLEは一般に有限標本で不偏とは限りません。
β^OLSβ^GLSCov(AX)log{p/(1−p)}S(t)S^KM(t)=(XTX)−1XTy,=(XTΩ−1X)−1XTΩ−1y,=AΣAT,=xTβ,OR=eΔxTβ,=e−∫0th(u)du,=tj≤t∏(1−dj/nj).
行列逆行列は必要なランク条件を満たすときに書けます。実装では直接逆行列を作るよりQR分解など安定な方法を用います。
| 項目 | 本コースの約束 |
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| ガンマ | 形 a、率 b(平均 a/b) |
| 幾何 | 成功までの試行回数(最小1) |
| 負の二項 | r回成功までの失敗数(最小0) |
| 尖度 | 正規を3とする定義。超過尖度なら3を引く |
| MA(1) | Xt=εt+θεt−1 |
| 推移行列 | 行が現在、列が次期。定常分布は行ベクトル |
| SMR | 比で表す。100基準の表示なら100倍 |
「有意でないから同じ」「高い相関だから因果」「オッズ比だからリスクが同じ倍率」「AIC最小だから真のモデル」はいずれも飛躍です。何が仮定の下で言えたか、どの不確実性が残るかまで書きます。計算の確認は総合演習、各項目への入口は対応表を使ってください。