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総合演習(30問)

各問は独立した学習用モデルです。金額・率の単位を確認し、式の前提も説明してください。公式過去問題や、本試験得点を予測する模試ではありません。

原料を100で生産し、中間加工品を180で販売、その加工品から最終財を300で販売します。他の投入・在庫等がない場合、GDPへの寄与はいくらですか。

解答・解説

1章。付加価値100+80+120=300。売上合計580では二重計上になります。

名目GDPが15.5%増、GDPデフレーターが10%上昇した場合、実質成長率を正確に求めてください。

解答・解説

1章。1.155/1.1−1=5%1.155/1.1-1=5\%。単純な引き算の5.5%とは異なります。

GDP600、海外からの第一次所得純受取15、固定資本減耗40のGNIとNDPはいくらですか。

解答・解説

2章。GNI615、NDP560。国内と居住者の区分、総額と純額の区分は異なります。

Y=1,000,C=600,I=150,G=200,T=180Y=1{,}000,C=600,I=150,G=200,T=180、海外所得移転等なしの国民貯蓄と純輸出はいくらですか。

解答・解説

2章。民間貯蓄220・政府貯蓄−20で国民貯蓄200。純輸出は50で、S−Iに一致します。

C=30+0.75Yd,Yd=200C=30+0.75Y_d,Y_d=200 の消費、APC、MPCを求めてください。

解答・解説

3章。消費180、APC0.9、MPC0.75です。

残り10年、金利0、同じ凹効用、借入制約なしのモデルで、一時金100を各年へ均等配分すると年当たり消費はいくら増えますか。

解答・解説

3章。各年10。現在所得だけでなく、生涯資源と制約を使う計算です。

現在100を投資、1年後60・2年後60を回収、割引率10%、残存価値等0のNPVはいくらですか。

解答・解説

4章。−100+60/1.1+60/1.12≈4.132-100+60/1.1+60/1.1^2\approx4.132。時点をそろえて比較します。

期首K=100、減耗率10%、総投資15なら翌期Kと純投資はいくらですか。

解答・解説

4章。翌期105、純投資5です。総投資15をそのまま資本の純増としません。

就業950、失業50、非労働力200の場合の失業率はいくらですか。

解答・解説

5章。50/(950+50)=5%50/(950+50)=5\%。分母に非労働力人口を含めません。

就業から失業への移行率0.02、失業から就業0.18の2状態モデルの定常失業率はいくらですか。

解答・解説

5章。0.02/(0.02+0.18)=10%0.02/(0.02+0.18)=10\%。労働参加の変化等は省略しています。

現金預金比率0.2、準備預金比率0.1、ベース100の場合、固定比率モデルのMはいくらですか。

解答・解説

6章。乗数 1.2/0.3=41.2/0.3=4、M=400。現実の貸出が必ず自動的に4倍になるという意味ではありません。

1年後100を受け取る割引債は、金利5%から10%への上昇で価格がどう変わりますか。

解答・解説

6章。約95.238から90.909へ下がります。受取額固定という条件です。

名目金利4%、期待インフレ率2%なら、期待実質金利は正確にはいくらですか。

解答・解説

7章。1.04/1.02−1≈1.961%1.04/1.02-1\approx1.961\%。差の2%は近似です。

流動性の罠で単純な貨幣供給増の効果が弱いことは、すべての金融政策が無効という意味ですか。

解答・解説

7章。違います。期待や長期金利・プレミアムへ働く手段などを別途考えます。どの経路が効くかは条件と実証の問題です。

単純な閉鎖経済・物価金利固定・定額税でc=0.8、政府支出増20と定額減税20の所得効果を別々に求めてください。

解答・解説

8章。政府支出は100、減税は80。租税乗数−4へ税の変化−20を掛けます。

前期債務GDP比100%、名目利子率4%、名目成長率2%、当期基礎的赤字0なら当期比率はいくらですか。

解答・解説

8章。1.04/1.02×100≈101.961%1.04/1.02\times100\approx101.961\%。基礎的収支均衡だけで債務比率が不変になるわけではありません。

Y=750−50i,i=0.05Y−10Y=750-50i,i=0.05Y-10 の均衡所得・金利を求めてください。iは%表示です。

解答・解説

9章。3.5Y=1,2503.5Y=1{,}250 より Y=2500/7≈357.143Y=2500/7\approx357.143、i=55/7≈7.857i=55/7\approx7.857。

同じLMでISが Y=850−50iY=850-50i へ変化すると、所得はいくら増えますか。金利固定ならどうですか。

解答・解説

9章。新所得2700/7なので増加200/7≈28.571。金利固定なら100です。貨幣供給固定と金利固定を区別します。

ADが P=230−0.2YP=230-0.2Y、SRASが P=20+0.1YP=20+0.1Y なら短期均衡はいくらですか。

解答・解説

10章。Y=700、P=90です。Pは物価指数で、インフレ率90%という意味ではありません。

ADが P=200−0.2YP=200-0.2Y、SRASが P=50+0.1YP=50+0.1Y なら均衡はいくらですか。

解答・解説

10章。Y=500、P=100。元の均衡600・80と比べ、生産減と物価上昇が同時に起きます。

ドル売上1,000・ドル材料費400・国内費用30,000円を固定したとき、100円/ドルから110円/ドルへの変化で円利益はいくら増えますか。

解答・解説

11章。純ドル収入600×為替変化10=6,000円。数量・価格等が固定の例です。

A国が1日で小麦10または布5、B国が小麦6または布4を作る場合、布の比較優位はどちらですか。

解答・解説

11章。布1の小麦機会費用はAが2、Bが1.5なのでB。絶対生産性とは違う比較です。

完全資本移動の小国モデルで i=i∗=5,M/P=100,L=0.5Y−10ii=i^*=5,M/P=100,L=0.5Y-10i なら所得はいくらですか。

解答・解説

12章。100=0.5Y−50100=0.5Y-50 よりY=300。財市場も満たすよう為替等が調整するモデルです。

固定相場・自由な資本移動・独立した金融政策を、同時に完全に実現できますか。

解答・解説

12章。標準的なトリレンマの整理ではできません。どの制約を緩めるかで政策の自由度が変わります。

連続時間のソロー・モデルで f(k)=k,s=0.3,n+δ=0.1f(k)=\sqrt k,s=0.3,n+\delta=0.1 の正の定常k・y・消費を求めてください。

解答・解説

13章。k=9、y=3、消費2.1。投資0.9と必要投資0.9が一致します。

対数成長率で、資本シェア0.3、資本成長4%、労働成長1%、TFP成長2%の産出成長はいくらですか。

解答・解説

13章。2+0.3×4+0.7×1=3.9%2+0.3\times4+0.7\times1=3.9\%。通常の離散成長率では近似になります。

実際の産出95、潜在産出100なら、潜在産出に対するギャップはいくらですか。

解答・解説

14章。−5%。潜在産出が推計値であることにも注意します。

π=πe−0.5(u−u∗)+v\pi=\pi^e-0.5(u-u^*)+v、期待2%、失業率6%、自然率4%、v=2ならインフレ率はいくらですか。

解答・解説

14章。2−0.5(6−4)+2=3%2-0.5(6-4)+2=3\%。供給ショックと期待を含めて計算します。

合理的期待なら、実際の予測誤差は毎期必ず0ですか。

解答・解説

15章。違います。利用可能な情報に基づく体系的な誤りを避けるモデル条件と、予期できないショックによる誤差は両立します。

制度変更で期待や行動が変わる場合、過去の回帰係数をそのまま政策評価へ使う際の問題を何と呼びますか。

解答・解説

15章。ルーカス批判に関わる問題です。過去の統計関係を、制度変更に対して不変な構造とは無条件にみなせません。

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