発展演習(11問)
各問は独立した架空の条件です。金額・期間・前提を確認し、数値だけでなく判断の理由も説明しましょう。基本の10章は総合演習20問で復習できます。
1. 理念と指標
Section titled “1. 理念と指標”「安全で信頼される短納期」を掲げる会社が、出荷件数だけを評価する場合の課題を1つ挙げてください。
解答・解説
11章。検査を省略したり無理な残業をしたりして件数を増やす可能性があります。品質、安全、納期、従業員負担も確認します。
2. 戦略と活動
Section titled “2. 戦略と活動”販売数量1,000個が同じで、配送件数が80件から30件に減り、1件当たり配送費が1,000円なら、他の条件一定で配送費はいくら変わりますか。
解答・解説
12章。80,000円から30,000円となり、50,000円減ります。最低保証や固定給がある場合、実際の支出減を別に確認します。
3. BSCの指標
Section titled “3. BSCの指標”対象注文250件、約束日までの出荷235件なら、出荷ベースの納期遵守率はいくらですか。
解答・解説
13章。235÷250=94%。顧客への到着ベースの指標ではありません。分納や取消も定義します。
4. 管理可能性
Section titled “4. 管理可能性”本社だけが設備投資を決められる事業部の責任者をROIだけで評価する際、何を区別しますか。
解答・解説
14章。事業全体の資本効率と、責任者が権限を持って改善できる業績を区別します。
5. モチベーション
Section titled “5. モチベーション”努力しても成果が評価されないと思われている場合、期待理論から何を確認しますか。
解答・解説
15章。成果と評価・報酬のつながり、評価の透明性、本人にとっての意味を確認します。努力に必要な資源も大切です。
6. 月次資金繰り
Section titled “6. 月次資金繰り”期首現金200万円、営業入金300、営業支払250、利息10、元本返済20、設備支払100、新規借入50の場合の期末現金はいくらですか。
解答・解説
16章。200+300−250−10−20−100+50=170万円。月中の不足は日付別にも確認します。
7. 直接原価計算と在庫
Section titled “7. 直接原価計算と在庫”期首在庫0、期末在庫200個、単位固定製造費400円という単純例では、全部原価計算の利益は直接原価計算よりいくら高くなりますか。
解答・解説
17章。200×400=80,000円。期末在庫へ繰り延べた固定製造費です。
8. 価格と目標原価
Section titled “8. 価格と目標原価”目標販売価格8,000円、売上に対する目標利益率20%の場合の目標原価はいくらですか。
解答・解説
18章。8,000×80%=6,400円。顧客価値・品質を維持しつつ活動を検討します。
9. 材料差異
Section titled “9. 材料差異”標準500円/kg、標準使用200kg、実際520円/kg・210kgの場合、価格・数量差異と合計はいくらですか。費用超過を正とします。
解答・解説
19章。価格+4,200円、数量+5,000円、合計9,200円不利。実際109,200−標準100,000と一致します。
10. 残余利益
Section titled “10. 残余利益”追加資本200万円、追加利益30万円、要求率10%なら、追加投資の残余利益はいくらですか。
解答・解説
20章。30−200×10%=10万円。部門全体のROIが下がるかとは別に確認します。
11. NPV
Section titled “11. NPV”今100万円を支払い、1年末・2年末に各64万円の増分CFを得ます。割引率10%のNPVはいくらですか。
解答・解説
21章。−100+64/1.1+64/1.1²=約11.07万円。税・運転資金などが含まれているか、追加で確認します。