コンテンツにスキップ

ミクロ経済学の学習ガイド

限られた資源を、どう配分するか

Section titled “限られた資源を、どう配分するか”

ミクロ経済学は、消費者・企業の選択と、それらが市場でどう結び付くかを考えます。原価の計算に加えて、顧客の反応、設備の使い方、競争相手、情報の違いまで捉えることが、管理会計を経営判断へつなげる土台になります。

本コースは、EREミクロ・マクロのミクロ分野を対象に、公式の出題項目を15章へ整理した独自教材です。章立ては公式の分類とは異なります。範囲対応表から、項目ごとの記事を探せます。

章学ぶ内容例題で考えること
1. 需要・供給と価格部分均衡と曲線の移動買いたい量と売りたい量はどこで一致するか
2. 機会費用と限界的な判断埋没費用・増分利益全部原価より安い追加注文をどう考えるか
3. 選好・効用と消費者の最適化予算制約・無差別曲線・双対性1,200円を2つの財へどう配分するか
4. 需要の変化・弾力性と所得効果価格・所得・交差弾力性、分解値上げで売上が増える条件は何か
5. 労働・余暇と異時点間の選択労働供給・消費と貯蓄賃金や金利が変わると選択はどう変わるか
6. 指数と生活費の比較価格指数・支出関数同じ物価変化を、違う重みで測るとどうなるか
7. 生産関数と費用最小化等量曲線・投入配分・規模の収穫人員と設備をどう組み合わせるか
8. 費用曲線・利潤最大化と参入退出MC・AC・短期供給・長期赤字でも操業を続ける場合はあるか
9. 余剰・課税と均衡の安定性余剰・税の帰着・クモの巣税負担は誰へ帰着するか、価格は収束するか
10. 一般均衡と厚生交換・効率性・基本定理効率的な配分は公平でもあるか
11. 外部性と公共財社会的費用・最適供給市場の取引量を修正する必要があるか
12. 独占・寡占と価格設定市場支配力・競争モデル数量と価格をどの条件で決めるか
13. 同時手番・展開型ゲームナッシュ・混合・部分ゲーム相手の反応をどう織り込むか
14. 不確実性・期待効用とリスクCE・保険・情報価値同じ平均金額でも選択が違うのはなぜか
15. 情報の非対称性と契約逆選択・努力・契約評価や報酬が行動をどう変えるか

学習後は総合演習26問で、モデルの条件を読み、式を選び、結果を解釈する練習をします。各章末の確認問題にも解説があります。

微分は「少し増やしたときの変化率」を表します。MC=C′(q)MC=C'(q) なら限界費用、MUx=∂U/∂xMU_x=\partial U/\partial x なら他財を一定にした限界効用です。接点や一階条件は候補を探す道具であり、端点、非負制約、二階条件、モデルの有効範囲も確認します。

数値は学習用の架空例・理論値です。企業に適用するときは仮定とデータを確認し、理論式をそのまま予測値とみなさないでください。統計学の教材では、データの収集・推定・因果の解釈を補えます。

経済学の入口 / ERE全体のロードマップ