21. GLM・判別・非線形モデル
平均が直線とは限らない
Section titled “平均が直線とは限らない”割合を通常の直線で予測すると0未満や1超になり得ます。一般化線形モデル(GLM)は、指数型分布族、線形予測子 、リンク の3要素で応答に合った平均構造を作ります。
二項にはロジット、ポアソンには対数リンクが代表例。件数の観測時間が違うなら を係数1のオフセットとして加えます。過分散や依存が残る場合、標準的GLMの分散仮定を見直します。
例題:ロジスティック回帰の係数
Section titled “例題:ロジスティック回帰の係数”なら、 で 、 で約0.2315。1単位増加のオッズ比は ですが、確率比ではありません。限界効果は で、同じ係数でも基準確率に依存します。
プロビットは 。潜在正規変数が閾値を超えるという解釈ができ、ロジットとは係数の尺度が異なります。完全分離するとロジスティックMLEが有限にならない場合があり、正則化などを検討します。
判別分析とSVM
Section titled “判別分析とSVM”線形判別分析(LDA)は各クラスの多変量正規分布と共通共分散を仮定し、事後確率が最大の群を選びます。群別共分散を許すQDAは二次境界となり、より多くのデータが必要です。学習時のクラス比率と実際の運用の事前確率が違う場合、閾値や較正を調整します。
SVMはマージンを重視し、たとえばヒンジ損失で
を解きます。カーネルは非線形な境界を表せますが、 やカーネル幅を検証用データで調整し、標準化を訓練内で行います。出力はそのまま確率とは限りません。
非線形回帰との区別
Section titled “非線形回帰との区別”のように係数に非線形な平均を置くモデルは非線形回帰です。反復最適化、初期値、局所解、識別性を確認します。説明変数の2乗を入れても係数に線形なら線形回帰です。「曲線=GLM」「曲線=非線形回帰」とは限りません。
ロジット係数 は確率が2倍になるという意味か?
解答・解説
オッズが2倍です。基準確率0.2ならオッズ0.25が0.5になり、確率は1/3です。確率比は約1.667です。