用語・道具・計算の早見表
問いから道具を選ぶ
Section titled “問いから道具を選ぶ”QC七つ道具は、このコースでは「グラフ/管理図」を一つの区分として、層別を含む7区分で整理します。
| やりたいこと | 道具 | 読み違えやすい点 | 学習先 |
|---|---|---|---|
| 記録を取りやすくする | チェックシート | 分類・数え方・分母を先に決める | 9章 |
| 条件別に分ける | 層別 | 件数だけでなく各層の分母も見る | 9章 |
| 大きい問題を選ぶ | パレート図 | 頻度の大きさと安全上の重大性は別 | 10章 |
| 原因候補を整理する | 特性要因図 | 候補の列挙は因果の証明ではない | 11章 |
| 分布の形を見る | ヒストグラム | 時間順の情報は残らない | 12章 |
| 比較・構成・推移を見る | グラフ | 軸、単位、対象、期間を確認 | 13章 |
| 工程の変化を捉える | 管理図 | 管理限界は規格限界ではない | 13章 |
| 2変数の関係を見る | 散布図 | 関連は因果を保証しない | 14章 |
行数が8なのは、グラフと管理図の役割を別の行で説明しているためです。新QC七つ道具とは別の分類です。
区別して覚える用語
Section titled “区別して覚える用語”| 組合せ | 違い |
|---|---|
| マーケットイン/プロダクトアウト | 顧客の必要から考える/自社の技術や製品から考える |
| 維持/改善 | 良い状態を保つ/水準や仕組みを良くする |
| PDCA/SDCA | 計画して試し確認・処置する/標準に従い維持し処置する |
| 問題/課題 | 現状の望ましくない差/達成に向け設定する取り組み |
| 計測/検査 | 特性の情報を得る/要求と比べ適合を判定する |
| 不適合数/不適合品数 | 指摘した件数/指摘を持つ品物の個数 |
| 個品の適合/ロットの合格 | 個々の要求充足/集まりを受け入れる判断 |
| 母集団/サンプル | 知りたい対象全体/調べた一部 |
| 計量値/計数値 | 測る量/数える・区分する値 |
| 原因候補/確認された原因 | 可能性/証拠で確かめた関係 |
| 異常原因/偶然原因 | 通常と異なる変化を起こす要因/通常変動に含まれる要因群 |
用語が似ていたら、どの対象について、何を判断したかを言い直してください。
減少率は改善前が0ならこの式では定義できません。2%から1%への変化は「1パーセントポイント減」または「相対的に50%減」で、1%減という表現だけでは曖昧です。
仕事の基本をそろえる
Section titled “仕事の基本をそろえる”| 枠組み | 中身 |
|---|---|
| QCD+PSME | 品質、コスト、納期・量、生産性、安全、意欲・士気・倫理、環境 |
| 工程の5M | 人、機械、材料、方法、測定 |
| 3ム | ムダ、ムリ、ムラ |
| 5W1H | いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように |
| 三現主義 | 現場、現物、現実 |
| 5ゲン主義 | 三現+原理、原則 |
| 5S | 整理、整頓、清掃、清潔、躾 |
| 報連相 | 報告、連絡、相談 |
暗記した後は具体例へ置き換えます。「躾=人を叱る」ではなく、決めた方法を理解し実践できる習慣と仕組みを作ることです。